こんにちは!
看護師の佐藤です😃
珍しく日を空けずに更新させていただいております
看護師のひとりごと第五弾です!
今回は春から始まるお馴染みの予防のお話になります。
毎年ご案内をさせていただいているのでお察しの方もいらっしゃるとは思いますが
当院では今月からフィラリアのご案内が始まりました。
院内のブラックボードも新しくなりました!
今回は看護師村上作となっております。
(蚊の絵を自分のと比較。頼もしい画力で安心です(笑))
「フィラリア」とは蚊が媒介する寄生虫で、フィラリアに感染した犬の血を吸った蚊が
他の犬の血を吸うことで感染していきます。
フィラリアは吸血部分から成長しながら体内を移動し、そして最終的に心臓に寄生します。
放置すると最悪の場合死に至らせる事もある怖い寄生虫です。
人が蚊に刺されるように、犬も同じく蚊に刺されます。
刺されないようにするのは困難なうえに、人と違い体毛で覆われている犬は刺されたかどうかも
判断が難しいため「刺されたら何かしよう」という考えでは手遅れになってしまうこともあります。
「外に出ないから大丈夫」という方もいらっしゃいますが、蚊は家の中にも入ってきます。
生態学的に蚊はそんなに高くは飛べないものの、衣服などに付いてきてしまい
マンションの高層階に侵入したという話もあります。
大袈裟ではありますが、自分たちの生活の中で蚊が生息している限り
フィラリアは身近にある寄生虫の一つです。
大切な家族を守るために予防は大切です。
当院では錠剤やビスケットタイプの薬があります。
また、お散歩が大好きな子たちにはフィラリアと併せてノミ・ダニ予防もご案内しています。
体内に寄生し見た目では確認できないフィラリアと違い
ノミ・ダニは外部寄生虫と呼ばれ、成虫は肉眼で確認することができます。
北海道は気候の関係でノミの生息は少ないのですが、ダニは公園や道中の草むらにも生息しています。
噛まれたことによるアレルギー反応はもちろんですが
マダニが媒介するウィルス疾患は命に関わる病気でもあります。
数年前、マダニの吸血により被害を受けたという悲しいニュースもありました。
こちらもしっかりと予防をしていく必要があります。
当院では背中に付けるものやお肉タイプの薬があります。
さらに、一つでフィラリア、ノミ・ダニがどちらも予防できるという
オールインワンの薬(お肉タイプ)もあります。
両方ともしっかりと予防したいという方にはお勧めです。
当院でお薬をご用意する際は必ず先に血液検査を行います。
(体内にフィラリアがいない事を確認するため)
フィラリアの有無のみを調べる事ももちろんできますが、一緒に健康診断もご案内しております。
1歳を超えた子は年に1回、7歳を超えた子は半年に1回の検診をオススメします。
通常価格よりもお得なご案内もございますので、この機会に是非お考えください!
ご予約や何かご不明な点等ございましたら
まずはお電話をいただければと思いますのでよろしくお願いいたします!
ということで
次回のブログもどうぞお楽しみに👋